ChatGPTの行く末 2024年1月7日

ニューヨーク・タイムズは12月27日ChatGPTのオープンAIとオープンAIに出資する米マイクロソフトを著作権侵害で提訴した。数十億ドル規模の損害と主張しているとのことだ。ChatGPTはインターネット上にある情報を集めて加工しているだけだから、インターネット上の情報が収集できなくなれば一巻の終わりである。ネット上の情報で無料の情報は、日増しに少なくなってきており、どこもかしこも有料会員でなければ見られなくなってきている。膨大な量の無料情報が利用できているから、ChatGPTは成り立っているので、ネットに情報を提供している機関なり人なりが、一斉に使用料を請求し始めたら、膨大な使用料を支払うことになり、ChatGPTのようなものは崩壊してしまうだろう。ネット上の無料の情報は、意図的に情報を操作してカネを稼ごうとする連中のドル箱と化す。虚偽情報があふれかえって、それをもとに生成した情報は虚偽情報でしかなく、全く使い物にならなくなるだけでなく、意図的にあらゆる面で世界を混乱させることに使われるだろう。近い将来、ChatGPTのような類は、信頼性が失墜して、消え失せてしまうかもしれない。だから利用するなら今の内だ。今の内にできるだけの情報を取り込んでおいて、その基盤の上に自分たちの持っている情報を付け加えて利用するのが賢明だ。

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