イスラエルパレスチナ紛争終結するには2023年11月4日

今年は太平洋上の高気圧の勢力が強く、南にはりだしている期間が長かったため、台風の襲来が少なかったのは、私の住む地域では幸運だった。地球温暖化は毎年確実に加速度的に起きているから、台風襲来の回数は漸減していくだろう。だが台風の勢力は、温暖化に比例して巨大になってきてるから、たった一回の襲来でも、多大な被害が起きることになる。熱帯の疫病も日本に確実にやってくる。

イスラエルとパレスチナの紛争は、パレスチナ人の経済力が飛躍的に高まらない限り終わることはない。率直に言えばイスラエルとパレスチナの勝敗を決めるのは、資金力だけであって、国連などが、ああだこうだ言ったところで、雑音程度でしかないのは、今現在の状況が明瞭に示していることだ。米国がイスラエルに武器をはじめとして、巨額の支援をしてきているのは、米国在住のユダヤ人の資本力をバックにした政治的な影響力の強さを如実に物語っている。パレスチナ人の富豪など、私は寡聞にして聞いたことがない。ハーバード大学をはじめその他の著名な大学の卒業者が、大学が反ユダヤ主義に明確な批判的態度を取らないならば、大学に対する寄付その他の支援をやめると脅迫して、米国在住のユダヤ人の勢力の強さを見せつけている。米国が民主党共和党を問わず、イスラエルを全面的に支持しているのは、米国在住のユダヤ人のカネが、選挙に大きく影響するからだ。したがって、パレスチナの人々がその正当な権利のたった一部でさえも実現するには、パレスチナの人々の経済力をユダヤ人の経済力に伍するくらいに高めなければ不可能である。

米国はいまだにカウボーイの国である。銃撃事件の起きない日がないくらい、毎日のようにドンパチドンパチと銃撃戦が勃発し、全く関係ない人々が殺されている。世界に稀に見る犯罪頻出国である。こんな国を民主主義国なんて言っているバカが、メディアに充満している。中国の威圧的態度云々なんて言っている連中が、毎日のようにメディアにその無知さをばらまいている。米政権が、基軸通貨米ドルの立場を利用し、経済制裁という名の武器で、米政権の意向に逆らう国に対してとっている威圧的態度は、中国の100倍を下らない。その経済制裁を威圧的とは言わないメディアの態度もまた、米政権同様にダブルスタンダードと呼ぶべきである。

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