立憲民主党・国民民主党の議席増は日本共産党のおかげ 2024年10月29日

自民党の裏金問題が、国民の関心から薄れ始めた時に、赤旗紙上で自民党が非公認候補者が代表を務める党支部に、しかも衆議院選挙公示直後に2000万円を支給したことが報じられた。東京新聞には「出馬していない前議員の党支部にも比例票掘り起こしのため活動費2000万円を支給している」との自民党関係者の話が載った。この2000万円で裏金問題が有権者の頭によみがえった。立憲民主党・国民民主党の議席増はそのおかげである。日本共産党とは手を組まない言っていたが、その共産党のおかげで議席増となった。したがって、日本共産党に感謝すべきである。裏金問題の批判票で議席増になっただけの話だ。立憲民主党・国民民主党はそのことを忘れず思い上がらないように肝に銘ずべきである。自民党公明党で215議席、過半数233まで18足りない。無所属を自民党公認にしても過半数に足りない。大臣席が欲しい国民民主党が自公政権と連立を組むはずだ。そうなれば過半数を超えて自公民政権が出現するだろう。そうなれば連立政権とは名ばかりで、自民党に付き従っているに過ぎない公明党との自公政権がいくらか変わる可能性がある。国民民主党が公明党と同様に自民党に付き従うだけの政党に堕落しないことを期待したい。

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